新大阪の整形外科(リハビリ、交通事故治療)、形成外科(湿潤療法、粉瘤(アテローム)のくりぬき法等)
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患者さんは、1歳の可愛い可愛い女の子です。 お味噌汁をこぼしてしまい、熱傷されました。 当日、地域の基幹病院の救急外来を受診されました。 しかし、従来通りの治療法(消毒、ガーゼ)だったために、納得がいかず色々と調べられ、翌日「湿潤療法」をしているとHPに書いている○○小児科を受診されました。しかし、湿潤療法はしていなかったそうです。その、○○小児科でも従来通りの処置(消毒、ガーゼ)を受けられ、最終的には、皮膚科を受診するように勧められたんだそうです。 そこで、再度色々と調べられ、受傷3日後に当院を受診されました。 湿潤療法の説明をさせて頂きました。 ハイドロコロイドで加療致しました。 一度も消毒はしておりません。 毎日、入浴、シャワー OK です。 感染状態にはなりませんでしたので、抗生物質は処方しておりません。 非常に残念なことでは御座いますが、「湿潤療法をしております。」と宣伝しておいて、実際は湿潤療法をせずに、従来通りの処置(消毒、ガーゼ)をしている医療機関が御座います。多くは無いと思いますが、たまにお聞きします。患者さんにはすぐにばれてしまい、結局余計に病院の評判を下げる事になると思うのですが。なぜそのような事をされるのか、理解できません。そのような医療機関を受診された患者さんとそのご家族は、時間と医療費を無駄に使ってしまいます。本当に可愛そうです。
2015年8月31日
6:00 AM |カテゴリー:
なつい式湿潤療法 moistcare,熱傷 Burn
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