新大阪の整形外科(リハビリ、交通事故治療)、形成外科(湿潤療法、粉瘤(アテローム)のくりぬき法等)

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院長ブログ

 患者さんは、6歳の可愛い可愛い女の子です。

石油ストーブに手をついてしまい、熱傷されました。

湿潤療法をしているとH.P.に書いてあった〇〇クリニックを受診。

しかし、従来通りの処置(消毒、ガーゼ)だったそうです。

これはおかしいと思われたご両親は、再度、湿潤療法をしている医療機関を探され、湿潤療法をしているとH.P.に書いてあった〇〇クリニックを受診。

ハイドロコロイドを貼ってはもらったものの、医師からは

「1週間貼りっぱなしにしておいたら治ります。これで治療は終わりです。もう、受診しなくて大丈夫です。」

と言われたそうです。

その、説明に納得がいかなかったご両親は、再再度、湿潤療法をしているクリニックを探され、ご遠方より当院を受診されました。

創部は、毎日洗わなければなりません。

洗わなければ、感染致します。

 湿潤療法反対派の多くの先生方が良く言われるのが

「湿潤療法をすると、感染する。」です。

これは、洗わないからであって、毎日洗っていれば、ほとんど感染いたしません。

湿潤療法反対派の多くの先生方は、創部を毎日洗うという概念が御座いません。

創部を洗うなんて、濡らすなんて、もってのほか!

という先生方ばかりです。

創部を洗わずに、1週間以上ハイドロコロイドを貼って、創部を蒸らしていたら、そりゃあ感染致します。

1週間、一度も足を洗わずに同じ靴下を履き続けていたら、水虫になるのと同じことです。

靴下を毎日履き替えるように、足を毎日洗うように、ハイドロコロイドも毎日貼り替え、創部も毎日洗わなければなりません。

湿潤療法反対派の多くの先生方は、創部を洗うという行為が、考えられないのです。

ただ洗う際に、石鹸は使用してはいけません。界面活性剤を傷につけますと、傷が深くなりますし、また、とても痛いからです。

 あと、残念なことに、関西、特に大阪には、湿潤療法をしていると宣伝しておきながら、実際受診してみると湿潤療法をしていない医療機関が、結構な件数あるようです。患者さんから、良くお聞きします。本当に、残念です。

湿潤療法を希望されて忙しい日常の大事な時間をさいて、ご遠方より受診されたにも関わらず、湿潤療法をして貰えないという、はたから聞いていても腹立たしいです。湿潤療法を探されておられる患者さんの多くは、

 傷跡は極力残したくない!

 痛い治療はしたくない!

という事で、探される患者さんが多数です。また、結構重症患者さんが多いです。

あと、お子さんの怪我、熱傷です。

少しでも綺麗に治してやりたい!少しでも痛くない治療で治してやりたい!

という親心は痛いほどよく分かります。

必死に湿潤療法をしている医療機関を探された結果、医療機関に裏切られるのです。

あまりにも、可愛そうです。

また、「この熱傷には湿潤療法は向いていない。」と言われて、従来通りの治療を受けられている患者さんもおられます。

そこで、医師の説明に納得がいかず、再度調べなおして、正しい湿潤療法をしている医療機関を受診された患者さんはまだしも、医師の説明を信用して従来通りの治療を受けられ、創部がケロイドになったり、傷跡が大きく残ったりしている患者さんがおられると思うと、胸が締め付けられます。

中には、不必要な植皮の手術を受けられている患者さんも多数おられます。

湿潤療法を否定される先生方には、それなりの理由が有るのだと思います。

治療に湿潤療法を取り入れられないのは、もちろんその先生方の自由です。

しかし、湿潤療法をしていないのにも関わらず、しているふりをすることだけは、止めて頂きたいです。あまりにも、患者さんが可愛そうです。

 また、湿潤療法を否定される先生方には、どうか一度、正しい湿潤療法を診て頂きたいと思います。正しい湿潤療法を診て頂いたうえで、ご判断して頂きたいと思います。

 この程度の熱傷であれば、全く傷跡が残ることなく治ります。

指紋も元通りです。(残念ながら(???)、別人にはなれません。)

 

初診時

初診時

湿潤療法 加療後3日

加療後3日

湿潤療法 加療後9日

加療後9日

湿潤療法 加療後19日

加療後19日

湿潤療法 加療後6か月

加療後6か月

 


2018年8月30日  6:00 AM |カテゴリー: 湿潤療法 moistcare,熱傷 Burn

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