「巻き爪になったので治してほしい。」という患者さんは結構来院されます。
しかし、大抵の場合、「巻き爪」では無く、「深爪」の事が多いです。
上記写真の通り、左側の爪は完全に巻いています。
しかし、右側の写真の爪は、巻いている訳では無く、深爪です。
深爪した爪が生えてくる際に皮膚を切っていくので、そこで傷が出来て化膿して痛くなったパターンです。
そして多くの深爪の患者さんは、他院で応急処置として爪の辺縁を切られた患者さんが非常に多いです。
しかし絶対に爪の辺縁を切ってはいけません!
辺縁を切ってしまいますと、原因の解決にはなりません。
結果的に痛くなる原因を先延ばしにしているだけです。
当院では、このような患者さんには、爪を切らずに痛みを和らげる処置をしております。
もちろん、痛みがひどい場合は、手術をしております。
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