患者さんは、30代 女性です。
湯たんぽで左下腿を低温熱傷されました。
熱傷翌日、近医皮膚科を受診。従来通りの治療法(消毒、ガーゼ)だったそうです。なかなか治らない為に、手術が必要かもしれないということになり、大阪の基幹病院である○○病院の受診を勧められました。
その病院では、
① ゲーベン、ガーゼ処置(かなり痛いです)
② 運動禁止
③ シャワー、入浴禁止
だったそうです。ゲーベンによる毎回の処置が痛すぎて痛すぎて、もう病院には行きたくなくなったそうです。そこで色々と調べられ、「湿潤療法」目的にて、熱傷2か月後に当院を受診されました。
初診時に、同じような症例の写真を提示しながら、半年もすれば必ず治る事、手術は絶対に必要ない事を説明し
① ハイドロコロイド処置
② 運動もちろんOKです。
③ シャワー、入浴もちろんOKです。
と説明。痛みのほとんどない処置、大好きな運動(ジム、フラダンス)が出来る喜び、お風呂に入れる喜びで、かなり喜んで頂きました。
(余程今までの治療が辛かったのでしょう。お母様と共にニコニコされておられた笑顔が忘れられません。)
1か月後、南の島への旅行計画があり、半ばあきらめておられたそうですが、もちろん行って頂きました。
熱傷部よりテープかぶれの方が目立ちます。



















![Epidermoid Cyst (Cheek, Female 50s) – Preoperative Photo Showing the Cyst Before Surgery [Osaka] - 粉瘤(アテローム) | こおりたひろ整形形成外科クリニック - 痛みの少ない粉瘤治療で多数の実績|大阪| Preoperative photo showing an epidermoid cyst on the right cheek (female, 50s). A small subcutaneous lump is visible before punch excision and Natsui-style moist wound healing.](https://hiro-cl.com/wp-content/uploads/2025/10/epidermoid-cyst-cheek-50s-female-before-surgery-punch-excision-natsui-method-caption-400x400.jpg)








