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顔の熱傷です。(湿潤療法)

初診時(水疱膜切除後)

 患者さんは、20代 男性 です。
友人とキャンプをしている時に、夜食でカップラーメンを作ろうと熱湯を沸かし、その沸かした熱湯を運んでいる最中に転倒し、熱傷されました。
翌日、近医の皮膚科を受診されました。
消毒、ガーゼ処置だったそうです。そして、抗生物質が処方されておられました。
友人から「湿潤療法の方が良いよ。」とアドバイスを受けられ、色々と調べ、ご遠方より当院をご受診されました。
湿潤療法の説明をさせて頂きました。
水疱膜は感染源になりますので、除去いたしました。
その後、熱傷部をハイドロコロイドで覆いました。
感染状態にはなっておりませんでしたので、抗生物質の内服は中止致しました。
(抗生物質を内服する事が、感染予防にはなりません。)
毎日、シャワー 入浴 OK です。
1週間ほどで治り、喜んで頂きました。

初診時

初診時

初診時(水疱膜切除後)

初診時(水疱膜切除後)

湿潤療法 加療後8日

加療後8日

(通院回数2回)

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