患者さんは、20代です。
貧血で転倒された際に、左まぶたを机の角にぶつけて受傷されました。
地元の基幹病院である○○総合病院救急外来を受診されました。
すると、年配の医師の指導を受けながら、若い医師から縫合されたそうです。
「そこは違う。」
「もう少し深く。」
等の声が聞こえたんだそうです。
かなり不安になり、これでは傷跡が残ってしまうのではと心配になり、ネットで綺麗に傷を治してくれる所を探され、ご遠方より当院を受診されました。
(私も若いころは、隣で指導医からご指導して頂き、縫合しておりました。幸い、トラブルは御座いませんでしたが、当時の患者さんにしてみれば、それは不安になられた事と思います。)
かなり、タイトに縫合されていましたので、抜糸いたしました。
その後、テープで固定致しました。
感染状態にはなりませんでしたので、抗生物質は処方しておりません。
もちろん、一度も消毒はしておりません。
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