患者さんは、50代です。
約5年前より、胸部に粉瘤(アテローム)が有ったそうです。
1週間前より腫れだしてきたために、近医である〇〇形成外科を受診されました。
そこの医師からは、「炎症しているから手術は出来ない。」と言われたそうです。
そこで炎症していても手術をしてもらえる医療機関を探され、当院を受診されました。
炎症が強くとも、全く問題なく手術は可能です。
また、炎症が強い粉瘤に対しては、切開排膿のみにしておいた方が良い場合も有るという医師もおられます。しかし、炎症がかなり強くとも、全く問題なく手術は可能です(私の師匠のH.P.です)。
炎症が起きているときほど、粉瘤の被膜は周囲組織から遊離していますので、逆に簡単に除去することが出来ます。
くりぬき法で手術致しました。
術後、創部は湿潤療法で治療致しますので、一度も消毒はしておりません。
術後、毎日シャワー 入浴 OK です。
術後、感染状態にはなりませんでしたので、抗生物質は処方しておりません。















![Epidermoid Cyst (Cheek, Female 50s) – Preoperative Photo Showing the Cyst Before Surgery [Osaka] - 粉瘤(アテローム) | こおりたひろ整形形成外科クリニック - 痛みの少ない粉瘤治療で多数の実績|大阪| Preoperative photo showing an epidermoid cyst on the right cheek (female, 50s). A small subcutaneous lump is visible before punch excision and Natsui-style moist wound healing.](https://hiro-cl.com/wp-content/uploads/2025/10/epidermoid-cyst-cheek-50s-female-before-surgery-punch-excision-natsui-method-caption-400x400.jpg)








