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【50代の症例】耳の中の粉瘤をくりぬき法で摘出

術前

大阪市淀川区・新大阪にある【こおりたひろ整形形成外科クリニック】院長の郡田です。

今回は、耳の中にできた粉瘤(アテローム)を「くりぬき法」で手術し、なつい式湿潤療法で治療した50代の患者さんの症例をご紹介します。


患者さんについて
患者さんは50代の方で、以前から耳の中にしこり(粉瘤)を感じておられ、徐々に大きくなってきたため、手術をご希望されて当院を受診されました。


手術について(くりぬき法)
当院では、できるだけ体への負担を少なくし、傷跡を目立ちにくくするために、「くりぬき法(パンチ除去)」を採用しています。
この患者さんも局所麻酔下で、耳の中の粉瘤を袋(被膜)ごときれいに摘出
することができました。


術後の処置について(なつい式湿潤療法
手術後の創部は、ガーゼや消毒を使用せず、なつい式湿潤療法により、傷を乾かさずに治療します。
この方法により、痛みの軽減早期回復きれいな傷跡が期待できます。

術後は、一度も消毒をしておらず抗生物質も使用していません
感染症も起こらず、翌日からシャワーや入浴も可能でした。


まとめ
耳の中の粉瘤は、場所的に手術が難しいと思われがちですが、くりぬき法を用いることで、傷を最小限に抑えて安全に摘出することができます。
また、術後はなつい式湿潤療法により、感染予防と早期治癒が可能です。

耳の中や顔まわりの粉瘤でお悩みの方は、ぜひご相談ください。

術前

術前

術直後

術直後

術後12日

術後12日

 

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