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粉瘤(アテローム)頬(くりぬき法)術後2年

術中2

 令和4年(2022年)2月7日掲載症例のその後です。
手術を受けられて2年後に、他疾患にて当院を受診されましたので、写真を撮らせて頂きました。
有難う御座いました。
ご本人、ほとんど傷跡は気にならないとおっしゃっておりました。
よく見ますと、少し跡は御座いますが、初対面の方から指摘される事はほぼ無いのではないでしょうか。
最近患者さんから
「自分がくりぬき法を発見し、日本に広めたんだ!」
と言う医師が居るとのお話をお聞きしました。
中には鼻の穴を膨らませて、興奮気味に言われる医師も居たそうです。
「凄い先生だと思いわざわざ受診したのに、炎症しているからと手術を断られたんです。何でですか?」
と質問されました。
「私には分かりません。すいません。」とお答えしました。
自分でくりぬき法を全国に広めたと吹聴している医師が、全国に数名おられるそうです。
本当にご自身で日本中に広められたのかもしれませんが、
ちなみに私は、その方々の誰も存じ上げません。
私の師匠は「なつい式湿潤療法」を確立された夏井睦先生です。

 

術前

術前

術中(粉瘤内容物を排出)

術中(粉瘤内容物を排出)

術中(粉瘤被膜を摘出)

術中(粉瘤被膜を摘出)

術直後

術直後

術後5日

術後5日

術後22日

術後22日

術後2年

術後2年

 

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