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ケトルによる熱傷(やけど)を湿潤療法で治療|痛みが少なくガーゼ・抗生物質なしで完治した40代の症例

初診時2

大阪市淀川区・新大阪にある【こおりたひろ整形形成外科クリニック】院長の郡田です。

今回は、沸かしたてのケトルによる熱傷(やけど)を負った40代の患者さんに対し、
なつい式湿潤療法で治療を行い、痛みなく綺麗に治癒した症例をご紹介します。


患者さんについて|ケトルの熱湯による熱傷
患者さんは40代の女性で、ご自宅で沸騰直後のケトルをひっくり返してしまい、熱傷を負われました。
初期対応として地元の皮膚科を受診され、ゲーベンクリームとガーゼによる処置を受けたとのことです。


痛みが強く不安に|ネット検索で当院へ
しかし、痛みが非常に強く、「この治療法はおかしいのでは」と不安に感じたそうです。
そこで、「痛みが少なく、きれいに治る熱傷治療法」をインターネットで調べられ、
なつい式湿潤療法」の存在を知り、当院を受診
されました。


治療内容|プラスモイストで湿潤環境を維持
当院では、薬害のあるゲーベンクリームは一切使用せず
「プラスモイスト」を用いた湿潤療法に切り替えました。

(※ゲーベンクリームは薬とはいえ使用すべきでない有害な外用剤です。
絶対に使用しないようにしましょう。)


なつい式湿潤療法の効果|消毒なし・痛みほぼなし・早期回復
治療中は一度も消毒を行わず、創部を乾かさないことで
強い痛みをほとんど感じることなく治癒が進みました。

感染症も起こらず、抗生物質の投与も不要
また、毎日シャワー・入浴も可能で、普段通りの生活が維持できました。


まとめ|熱傷にはなつい式湿潤療法が最適です

  • やけど治療にガーゼ・消毒・ゲーベンクリームは不要であり、むしろ有害

  • なつい式湿潤療法+プラスモイストで痛みなく、きれいに治癒

  • 消毒・抗生物質なしで、生活を制限せず早期回復

  • 熱傷(やけど)でお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください

(内側)

初診時(内側)

初診時(内側)

加療後10日(内側)

加療後10日(内側)

 

(外側)

初診時(外側)

初診時(外側)

加療後10日(外側)

加療後10日(外側)

 

(後面)

初診時(後面)

初診時(後面)

加療後10日(後面)

加療後10日(後面)

🖊️ 執筆者情報

執筆者:郡田 大宇 医師
(こおりたひろ整形形成外科クリニック 院長)

専門分野:整形外科・形成外科・熱傷・粉瘤手術
経験・実績:粉瘤手術を中心に累計6,000件(年間約500件)以上の手術実績
粉瘤、ケガ、やけどなど、くりぬき法・なつい式湿潤療法
による症例をブログに1,000例以上掲載しています。

すべての症例は院長自身が診察・手術・経過観察を行っています。

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