患者さんは、40代の方です。
首(頚部)に複数のイボがあり、これを取りたいとご希望されて、当院を受診されました。
近隣の医療機関では、
「傷跡が残るからやめたほうがいい」と手術を勧められなかったとのことです。
そのため、患者さんはインターネットでさまざまな情報を調べ、他県から当院までお越しくださいました。
当院では、イボ切除後の傷の治療に、「なつい式湿潤療法」を導入しています。
この方法では、消毒やガーゼを使わずに、創傷に適した湿潤環境を保つことで、傷をきれいに治すことが可能です。
もちろん、傷跡が完全にゼロになるわけではありませんが、
従来の「消毒+ガーゼ処置」と比べて、数段綺麗に治癒するケースが多くあります。
本症例でも、術後の創部に対してはなつい式湿潤療法で治療致しますので、一度も消毒を行わず、ガーゼも使用しておりません。
また、感染の兆候も見られなかったため、抗生物質の処方も不要でした。
術後は、毎日シャワー・入浴が可能であり、普段通りの生活を送りながら、綺麗に治癒されました。
✅ 頚部のイボ切除を希望される方へ
首まわりのイボは、見た目の印象に関わるだけでなく、
季節的な摩擦や紫外線の影響で悪化することもあります。
傷跡をできるだけ残さずにイボを取りたい方は、
ぜひ一度、大阪市淀川区・新大阪の【こおりたひろ整形形成外科クリニック】までご相談ください。

術前

術直後

術後1日

術後6日