本日もお一人、ヤケドで他県の基幹病院に入院中の85歳の患者さんが、脱走されて来られました。主治医から「ヤケドに対して植皮が必要です。」と言われたからです。糖尿病がおありなので、まず血糖コントロールをしてから、植皮をしましょうと言われたそうです。しかし、どうしても入院が嫌なおばあちゃんは、退院させて欲しいと直訴され、娘さんが「湿潤療法」をしているクリニックを探され来院されました。
ちなみに、植皮術を受けるとこうなります。(夏井先生のHPからお写真拝借。)
脱走して来られて正解です。だって、2度の大腿部の熱傷なんですもん。糖尿病がおありなので、血糖コントロールさえきちんとして頂ければ、湿潤療法で約2週間でほとんど治ると思います。その旨説明いたしますと「よかったー、ここ来て!」とおばあちゃんに言って頂き嬉しかったです。後日、写真を供覧致します。しかし、本当に大病院の先生方は「植皮好き」の先生方が多いです。
遠いところから御苦労さまでした。
 
 





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