随分、暑くなってまいりました。
この時期になると、「ピアス」ご希望の患者さんが増えて参ります。(特にヘソピアス)
やはり、若い方が多いのですが、残念ながら結構気軽に考えて来院される方が多いです。
元々開いていない所に無理やり穴を開ける訳ですから、トラブルが0なんて事はあり得ません。
写真左の患者さんは、感染していたにも関わらず、ピアスを付け続けた結果、不良肉芽が出来てしまった症例です。
写真右の患者さんは、ピアスが何かに引っかかり、耳たぶが引きちぎれてしまった症例です。
この様な患者さんに共通している事は、「自分でピアスを開けた」または、「友人に開けてもらった」という患者さんが多く、医療機関で開けていないという事です。
もちろん、当院で私が開けましても、その後の管理次第で同じことが起こる場合も有るでしょう。
しかし、消毒の仕方、今後の注意点等の説明を受けている方とそうでない方では、注意する意識が全く違うと思います。
ピアスご希望の方は、医療機関で開けられることをお勧めいたします。
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