患者さんは、7歳の可愛い男の子です。
はしご車に体験乗車した際に、右手を挟まれ受傷されました。
他院で、消毒、ガーゼと従来通りの処置だった為に、
治療法に疑問を持たれた御両親が色々と調べられ、
「湿潤療法」目的にて来院されました。
もう治っています。
この後は、ワセリンで保湿有るのみです。
他院での加療中は、消毒の度、ガーゼをはがず度に泣いておられたそうです。
そりゃあそうですよね。
創部にガーゼはひっつきますので、剥がす際に出血は必発ですから。
僕も泣くと思います。
湿潤療法に治療法を切り替えてからは、痛がられる事もほとんど無くなり、泣かれる事も無く、喜んで頂きました。
湿潤療法の利点は、もちろん早く奇麗に傷が治る事ですが、その上「痛みが少ない」というのは大きな魅力だと思います。
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