患者さんは50代 男性です。
インターネットで色々と調べられ、わざわざ他県より当院へ受診して頂きました。
半年もしますと、ほとんど分からないくらいの傷跡になります(もちろん0にはなりませんが)。
ちなみに、術後当日は出血しておりますので止血剤を創部に埋め込みます。
その上に防水テープを貼りますので、当日からお風呂、シャワーOKです。
手術翌日からは、創部に直接シャワーをかけて洗って頂きます。
消毒は一切致しません。
消毒いたしますと痛いですし、傷は深くなりますし、正常な細胞は殺されますし、良い事が無いからです。
そして、術後感染予防目的での抗生剤の処方は致しません。
感染したら処方致しますが、感染していない状態で抗生剤を内服しますと、正常細菌が殺され、逆にやっかいな菌がつきやすい環境を創り出す事になるからです。














![Epidermoid Cyst (Cheek, Female 50s) – Preoperative Photo Showing the Cyst Before Surgery [Osaka] - 粉瘤(アテローム) | こおりたひろ整形形成外科クリニック - 痛みの少ない粉瘤治療で多数の実績|大阪| Preoperative photo showing an epidermoid cyst on the right cheek (female, 50s). A small subcutaneous lump is visible before punch excision and Natsui-style moist wound healing.](https://hiro-cl.com/wp-content/uploads/2025/10/epidermoid-cyst-cheek-50s-female-before-surgery-punch-excision-natsui-method-caption-400x400.jpg)








