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炎症の強い脇腹の粉瘤(アテローム)です。(くりぬき法)

術前

 患者さんは、20代 女性 です。
6年前より左脇に粉瘤が有ったそうです。
2週間前より急に腫れだして、痛みも強くなってきたために、近医を受診されました。
するとその医師より
「たぶん粉瘤でしょう。炎症が強いと手術は出来ないから、とりあえず抗生物質で様子を見ましょう。」と言われたそうです。
しかし、抗生物質を内服しましても全く良くならず、ますます痛みが強くなってきたために、(近々結婚式が控えている!)色々と調べられ、当院をご受診されました。
以下、私からの説明です。
① 炎症が強くとも、全く問題無く手術出来ます。
② 抗生物質の効果は、ほとんど無いです。
③ 術後、創部は湿潤療法で治療いたしますので、一切消毒は致しません。
④ 毎日、シャワー 入浴 OK です。
⑤ 抗生物質を内服する事により感染予防には成りませんので、術後感染しない限り、抗生物質は処方致しません。
⑥ くりぬき法で手術しますと、傷跡はOにはなりませんが、比較的綺麗に治ります。
以上の説明にご納得され、手術をご希望されましたので、手術をさせて頂きました。

粉瘤(アテローム)摘出 術前

術前

粉瘤(アテローム)摘出 術中(粉瘤内容物を排出)

術中(粉瘤内容物を排出)

粉瘤(アテローム)摘出 術中(粉瘤被膜を摘出)

術中(粉瘤被膜を摘出)

粉瘤(アテローム)摘出 術後1日

術後1日

粉瘤(アテローム)摘出 術後5日

術後5日

粉瘤(アテローム)摘出 術後14日

術後14日

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末永くお幸せに!

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