患者さんは、2歳の可愛い可愛い男の子です。
公園のブランコで遊んでいる最中に、隣の子供が乗っているブランコに当たり、後方の鉄柵に顔面を強打し、受傷されました。
すぐに、地域の基幹病院救急外来を受診され、10針縫合されました。翌日、近医皮膚科を受診され「極力傷を綺麗に治して欲しい。」とお母さんが懇願されましたが、今後の処置、経過等の詳しい説明があまり無かったために納得がいかず、色々と調べられ、当院をご受診されました。
① 縫合後5日で抜糸。(当院通院後4日目)
② その後はテープ固定。
③ 感染状態ではないので、抗生物質の内服は必要無い。
④ 毎日、シャワー、入浴OK。
⑤ 良く似た症例の写真を用いて、今後の経過予想。
以上の説明をさせて頂き、当院で加療させて頂きました。
傷跡はなかなか0には成りません。しかし、0に近づけることは出来ます。
医師がする事は、たまに来院して頂き、感染していないこを確認する事と、テープ固定が適切に行われている事の確認くらいです。
ご両親には、毎日3か月間から半年間、テープを貼りかえて頂かないといけません。医師より、はるかに大変な作業です。
この患者さんのお母さんは、お子さんに対して非常に献身的にして頂きました。よって、良い結果に繋がったと思います。
2月21日(土曜日)の最終受付時間は、都合により午前11時となります。
大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承の程宜しくお願い致します。