患者さんは、1歳の可愛い可愛い男の子です。
炊飯器の蒸気に右手を当ててしまい、熱傷されました。
当日、かかりつけの小児科を受診。ガーゼ処置を受けられました。
翌日、同小児科受診。
水疱膜はそのままにで、水疱内の水のみを注射器で抜かれたそうです。
しかし、水疱膜は感染源になりますので、切除しなければなりません。
その翌日(受傷後2日目)、近医皮膚科を受診。
ガーゼ処置を受けられ、皮膚移植しないと治らないと言われたそうです。
そこで、色々と調べられ、ご遠方より、当院ご受診されました。
湿潤療法の説明をさせて頂きました。
もちろん、植皮の必要は御座いません。
ハイドロコロイドで加療致しました。
毎日、シャワー、入浴 OK です。
感染状態にはなりませんでしたので、抗生物質は処方しておりません。