患者さんは、5歳の可愛い可愛い女の子です。
母親の自転車の後ろに乗っていた際に、足がスポークに巻き込まれ受傷されました。
すぐに地元で湿潤療法をしている病院を探され、○○中央病院を受診されました。
しかし、消毒、ガーゼ処置の上に、肉の盛りが悪いからと「イソジンシュガー」を塗られてしまったそうです。
医師からは、「これも湿潤療法の一環です。」と言われたそうです。
これはおかしいと思われた母親が再度、湿潤療法をしている医療機関を調べられ、地元の○○クリニックを受診されました。
すると医師からは、
「創部の回りの肉が硬い。この硬い肉は切除しないと傷が治らないので、麻酔をして硬い部分を切除し、最初から治療をやりなおさないといけない。しかし、うちでは出来ないので、○○総合病院を紹介します。」
と言われ、紹介状を渡されたそうです。
しかし、納得がいかなかった母親は、夏井先生のH.P.から当院に辿り着き、当院を受診されました。
藁をもつかむ思いだったそうです。(受傷22日後)
今までの医師からうけた処置が、傷を治さないように治さないようにする処置だったために、硬くなってきただけであり、切除はしなくても必ず治る事を説明致しますと、かなりほっとされておられました。
ハイドロコロイドで治療致しました。
もちろん、一度も消毒はしておりません。
毎日、シャワー、入浴 OK です。
感染状態にはなりませんでしたので、抗生物質は処方しておりません。
スポーク障害 5歳(湿潤療法)











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