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粉瘤(アテローム)頚部(くりぬき法)

術前

 患者さんは、30代です。
約20年前より、後頚部に粉瘤(アテローム)が有ったそうです。
だんだんと大きくなってきたために、近医である○○皮膚科を受診されました。
そこの医師からは
「炎症しているので、手術は出来ません。とりあえず、抗生物質で炎症を抑えましょう。」
と言われ、抗生物質が処方されました。
しかし、抗生物質を内服しても全く良くならないどころか、どんどん痛くなってきたために
炎症が強くとも手術をしてもらえる医療機関を探され、当院を受診されました。
炎症が強くとも、全く問題無く手術は可能です。
また、炎症が強い粉瘤(アテローム)に対し、抗生物質はほぼ効果は御座いません。
当院では、炎症が強い粉瘤(アテローム)に対し、抗生物質を処方した事は御座いません。
くりぬき法で手術致しました。
術後、創部は湿潤療法で治療致しますので、一度も消毒はしておりません。
毎日、シャワー、入浴 OK です。
感染状態にはなりませんでしたので、抗生物質は処方しておりません。

粉瘤(アテローム)摘出 術前 くりぬき法

術前

粉瘤(アテローム)摘出 術中 くりぬき法

術中

粉瘤(アテローム)摘出 術直後 くりぬき法

術直後

粉瘤(アテローム)摘出 術後1日 くりぬき法

術後1日

粉瘤(アテローム)摘出 術後4日 くりぬき法

術後4日

粉瘤(アテローム)摘出 術後12日 くりぬき法

術後12日

粉瘤(アテローム)摘出 術後1か月 くりぬき法

術後1か月

 

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