患者さんは、50代です。
飼っている猫に指を咬まれて受傷されました。
すぐに、近医を受診。皮膚表面を消毒して絆創膏を貼られて終わったそうです。
だんだんと痛くなってきた為に、ネットで調べて当院を受診されました。
創部に腫脹、強い圧痛が認められたために、夏井睦先生に教えて頂いた「ナイロン糸ドレナージ法」で治療致しました。
局所麻酔下にナイロン糸を挿入いたしました。
ナイロン糸挿入後、暫くすると痛みはほぼ無くなったそうです。
翌日、痛み腫脹が軽減していることを確認し、ナイロン糸を抜去致しました。
その後の創部はなつい式湿潤療法で治療致しました。

初診時

初診時(ナイロン糸挿入後)

加療後1日(糸抜去)

加療後4日
 






![Epidermoid Cyst (Cheek, Female 50s) – Preoperative Photo Showing the Cyst Before Surgery [Osaka] - 粉瘤(アテローム) | こおりたひろ整形形成外科クリニック - 痛みの少ない粉瘤治療で多数の実績|大阪| Preoperative photo showing an epidermoid cyst on the right cheek (female, 50s). A small subcutaneous lump is visible before punch excision and Natsui-style moist wound healing.](https://hiro-cl.com/wp-content/uploads/2025/10/epidermoid-cyst-cheek-50s-female-before-surgery-punch-excision-natsui-method-caption-400x400.jpg)








