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粉瘤(炎症性)に抗生物質は効かない?|背中の粉瘤をくりぬき法で手術した症例

術前

【炎症が強くても手術可能】60代の方の背中の粉瘤をくりぬき法で摘出

患者さんは、60代の方です。
背中(背部)にあった粉瘤(アテローム)が痛み始めたため、
炎症が強くても手術をしてくれる医療機関」をインターネットで探し、当院を受診されました。


当院では、炎症が強い状態でもまったく問題なく手術が可能です。
この方も、くりぬき法(パンチ法)で粉瘤を摘出いたしました。


多くの医療機関では、炎症性粉瘤に対して抗生物質を処方するだけの対応をされることがあります。
しかし、抗生物質には全く効果がありません。

🔍 その理由は、粉瘤の袋(被膜)の中には血流がなく、薬が届かないためです。
根本的な治療には、手術による摘出しか方法がありません。


術後の創部は、当院が採用している「なつい式湿潤療法」にて管理しました。
この方法では、消毒は一切行わず、湿潤環境を保つことで傷をきれいに治すことが可能です。

感染の兆候もなく、抗生物質の処方は不要でした。
術後は、毎日シャワー・入浴も可能で、普段通りの生活を送りながら、無事に治癒されました。


✅ 背部の炎症性粉瘤も、安全に手術で治療できます

「炎症があるから手術できない」「抗生物質で様子を見ましょう」と言われてお困りの方も、
当院では炎症があっても安全に手術が可能です。

大阪市淀川区・新大阪の【こおりたひろ整形形成外科クリニック】まで、お気軽にご相談ください。

 

術前

術前

術中

術中

術中(粉瘤被膜を摘出)

術中(粉瘤被膜を摘出)

術直後

術直後

摘出された粉瘤

摘出された粉瘤

術後3日

術後3日

術後7日

術後7日

術後15日

術後15日

術後24日

術後24日

 

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