◆ 患者さんの背景
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年齢:20代
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症状:頚部に粉瘤(アテローム)ができ、急速に腫脹・疼痛が増強
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初診医療機関:地元の〇〇市民病院
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「炎症が強い間は手術できない。まず抗生物質で様子を見ましょう」と説明
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しかし内服しても炎症は悪化し、腫れと痛みが増した
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◆ 当院を受診された理由
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検索キーワード例:「粉瘤 炎症中 手術 くりぬき法」「首 粉瘤 手術 大阪」
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目的:炎症が強くても手術可能な医療機関を探して来院
◆ 当院の治療方針
「炎症性粉瘤でも安全にくりぬき法で摘出できる」ことを重視し、下記を徹底しています。
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最小切開パンチ法(くりぬき法)
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炎症の有無にかかわらず、被膜まで確実に除去
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手術時間は約15分、縫合不要
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当院の再発率は1%未満(確認可能な症例ベース)
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なつい式湿潤療法による創部管理
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消毒液は一切使用せず、ハイドロコロイド素材で湿潤環境を保持
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術後すぐにシャワー・入浴が可能
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感染兆候がないため抗生物質は処方せず、痛みも最小限
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◆ 術後経過と結果
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腫脹は速やかに軽減し、疼痛も消失
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傷跡は極小で目立ちにくく、日常生活への支障なし
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患者さんからは
「炎症があっても即日で手術してもらえて、本当に助かりました」
とのお言葉をいただきました。
◆ 炎症中でも手術できる理由
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炎症=手術禁忌ではありません
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適切な技術と術後管理があれば、感染リスクを最小限に抑えながら治療可能
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「炎症時にくりぬき法は危険」と言われた方も、まずはご相談ください
大阪市淀川区・新大阪にある【こおりたひろ整形形成外科クリニック】

術前

術中(粉瘤内容物を排出)

術中(粉瘤被膜を摘出)

術直後

術後1日

術後3日

術後10日

術後17日

術後24日

術後4年半