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粉瘤(炎症性・背中)でも手術可能|くりぬき法+湿潤療法で綺麗に治癒した一例

術前

【症例紹介】強い炎症を伴った粉瘤(アテローム)をくりぬき法で摘出し、
術後も綺麗に治癒した70代の患者さんのケース
患者さんは70代の方です。
数年前から背中に粉瘤(アテローム)があったそうですが、
最近になって腫れと痛みが出てきたため、
炎症があっても手術してもらえる医療機関」をインターネットで検索し、
当院を受診されました。


■「炎症が強いと手術できない」は誤解です

他院で「まずは切開排膿だけをして、炎症が落ち着いてから袋を取る」
と説明されるケースが多いようですが、
当院では炎症が強くても1回の手術で袋(被膜)まで摘出が可能です。
また、炎症が強い粉瘤に抗生物質は効果がありません。
なぜなら、粉瘤の被膜には血管が通っておらず、薬の効果が届かないからです。


■当院での手術と術後管理

当院では、「くりぬき法」にて炎症性粉瘤を袋ごと摘出しました。
・術後の創部は「なつい式湿潤療法」で管理
・消毒は一切行っておりません
・感染症状がなかったため、抗生物質の処方もありません
・翌日からシャワー・入浴も可能でした


■5か月後の経過

術後5か月が経過した頃、別件で再度ご来院された際に、
以前の手術部位を確認・撮影させていただきました。

傷跡は非常にきれいで、どこを手術したのか分からないほどでした。
患者さんも大変お喜びくださり、私たちもとても嬉しく思いました。
今回ご紹介したように、炎症の強い粉瘤でも、
くりぬき法+なつい式湿潤療法で綺麗に治すことが可能です。

このような治療をご希望の方は、
ぜひ一度【こおりた ひろ整形形成外科クリニック】にご相談ください。

術前

術前

術直後

術直後

術後1日

術後1日

術後4日

術後4日

術後7日

術後7日

術後19日

術後19日

術後1か月

術後1か月

術後5か月

術後5か月

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