🔶 本日も熱傷治療に関するご相談が複数寄せられました
最近、当院にはお子さんのやけど(熱傷)治療に関するご相談の電話が非常に増えています。
(※誠に恐れ入りますが、院長が直接お電話に出ることはできません。ご了承ください)
特に、お子さんの傷が良くならない、毎回の処置で大泣きする、
という親御さんの切実な訴えを伺うたびに、胸が苦しくなる思いです。
🔶 よくあるご相談内容(実際の声)
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「入院して治療を受けているが、まったく良くならない」
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「わが子が処置のたびに泣き叫ぶ姿に耐えられない」
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「石鹸で洗うように言われた」
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「ガーゼで覆われている」
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「抗生物質の点滴を大量にされている」
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「ゲーベンやフィブラストスプレーを使用されている」
❌ それ、本当に“正しい治療”ですか?
はっきり申し上げます。
これらの処置はすべて不適切な治療法です。
傷は悪化し、将来的に傷跡が大きく残る可能性が高くなります。
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石鹸で洗う → 傷を削る行為
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消毒 → 正常細胞を壊します
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ガーゼ → 傷に癒着し、毎回の交換で再損傷
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ゲーベン・フィブラストスプレー → 組織破壊と化学的刺激のリスクあり
これらを続ける限り、やけどは深くなり、治癒が遅れ、傷跡もひどくなります。
🔶 正しいのは「なつい式湿潤療法」です
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消毒はしません
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石鹸やガーゼは使いません
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抗生物質も原則不要です
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毎日の入浴・シャワーOK
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痛みが少なく、お子さんの負担が激減します
この方法で、植皮をせずに完治した症例を多数掲載しています。
▶ 当院ブログの症例一覧はこちらへ
🔶 植皮を避けたい親御さんへ
不適切な処置が続いた結果、
「なかなか治らないから、もう植皮しかありません」と言われて、
途方に暮れてしまう方が多くいらっしゃいます。
ですが、それは“治療が間違っているから”治らないだけの可能性があります。
🔶 正しい湿潤療法を行っている医療機関を、今すぐ探してください
ご入院中であれば、主治医に「他の病院にも相談したい」と伝えるのは勇気が要るかもしれません。
しかし、大きな傷跡が一生残ると、将来にわたる影響は計り知れません。
🔺当院でなくても構いません。
🔺全国に「なつい式湿潤療法」を正しく実践している医師はいます。
🔺どうか一度、専門医を受診してください。
✅ まとめ:こんな症状でお悩みの方はご相談ください
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入院中でも傷がどんどん悪化している
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消毒・ガーゼ・抗生剤の治療に疑問がある
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毎日の処置でお子さんが苦しんでいる
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医師から植皮を勧められ、不安になっている
ご家族にとって一番大切なことは、「後に傷跡が残らないかどうか」です。
どうか、痛みが少なく、きれいに治る治療法を選んでください。
【こおりた ひろ整形形成外科クリニック】
🖊️ 執筆者情報
執筆者:郡田 大宇 医師
(こおりたひろ整形形成外科クリニック 院長)
専門分野:整形外科・形成外科・熱傷・粉瘤手術
経験・実績:粉瘤手術を中心に累計6,000件(年間約500件)以上の手術実績。
粉瘤、ケガ、やけどなど、くりぬき法・なつい式湿潤療法による症例を
ブログに1,000例以上掲載しています。
すべての症例は院長自身が診察・手術・経過観察を行っています。
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