新大阪の整形外科(リハビリ、交通事故治療)、形成外科(湿潤療法、粉瘤(アテローム)のくりぬき法等)

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院長ブログ

 先日、来院された足部熱傷患者さんからの質問です。

「なんで、湿潤療法はメージャーな治療にならないんですか?」と。

他院で、従来通りの治療を受けられ、「湿潤療法」目的にて当院へ来院して頂いた患者さんです。

わざわざ、大阪の南の方から来院して頂いております。

「近くにも湿潤療法している所があれば良いのに。」と。

そう思われて当然だと思います。

従来通りの治療法(ガーゼ、消毒)は、処置の際、ガーゼを剥がす度に出血します。

そして、その出血している創部を消毒します。

よって、とにかく痛いんです!

そして、2週間ほど経過しても治らなかったら「植皮」を勧められます。

そこで、「この治療法はおかしい。」と思われ、色々と調べられ、最終的に「湿潤療法」にたどりつかれる患者さんが非常に多いです。

「湿潤療法」がメジャーにならない理由は、第一に我々が大学で習った皮膚科、形成外科の教科書に書いていないからだと思います。

この本が教科書になれば良いのですが・・・)

教科書には、従来通りの治療法が掲載されております。

そして、「日本熱傷学会」は非常に残念なのですが、湿潤療法には否定的です。

(その理由は謎です。教科書に載っていないからなのでしょうか???誰か教えて下さい。)

よって、皮膚科、形成外科へ入局した先生方は、従来通りの治療法を上の先生から教わります。

だから、「湿潤療法」をしている先生方は、私の様に他科(私の専門は整形外科です)の先生の方が多いと思います。

そして、圧倒的に個人院です。

大きな病院で「湿潤療法」をしようとすると、どうしても他の先生からの目があるからやりにくいのだと思います。

よって、個人医院で手に負えない症例を地域の基幹病院へ紹介するのが普通なのですが、湿潤療法にかぎりましては、全く逆の現象が起こっております。

新しい治療法を広げる為には、従来通りの治療法より湿潤療法の方が、圧倒的に患者さんの為になる治療法であることを、地道に患者さんに広げていくことしかないと思っております。


2013年10月13日  6:00 AM |カテゴリー: 湿潤療法 moistcare,熱傷 Burn,傷、怪我 Bruise

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