新大阪の整形外科(リハビリ、交通事故治療)、形成外科(湿潤療法、粉瘤(アテローム)のくりぬき法等)
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患者さんは、40代 女性 です。 湯たんぽで足関節外側を低温熱傷されました。 湿潤療法目的にて当院受診されました。 ハイドロコロイドで治療致しました。 水疱膜は感染源になりますので、初診時に切除致しました。 もちろん、毎日シャワー、入浴 OK です。 感染状態にはなりませんでしたので、抗生物質は処方しておりません。
2016年2月29日
6:00 AM |カテゴリー:
なつい式湿潤療法 moistcare,熱傷 Burn
患者さんは、80代 女性 です。 大根の皮を剥いている最中に受傷されました。 湿潤療法の説明をし、ハイドロコロイドで加療致しました。 湿潤療法の説明をした際には、 「えっ!乾燥させてはいけないんですか? 消毒してはいけないんですか?」 とかなり戸惑っておられました。 私が子供の頃でさえ(今から約40年前)怪我をしたら、赤チンで消毒してガーゼを当てる処置が普通でしたから。 しかし、頭の柔らかいおばあちゃんでしたので、すぐに御理解して頂きました。 もちろん、毎日シャワー、入浴 OK です。 感染状態にはなりませんでしたので、抗生物質は処方しておりません。
2016年2月25日
6:00 AM |カテゴリー:
なつい式湿潤療法 moistcare,傷、怪我 Bruise
患者さんは、40代 男性 です。 6年前より、左頬に粉瘤があったそうです。 最近になり大きくなってきたために、地元の○○皮膚科を受診。 「大きく切らないと粉瘤が取りきれない。」と言われた為に、色々と調べられご遠方より当院を受診されました。 くりぬき法で手術致しました。 術後は湿潤療法で治療致しますので、一切消毒はしておりません。 術後、毎日シャワー、入浴 OK です。 創部に直接シャワーのお湯をかけて洗い流して頂きます。(ほとんど痛みは御座いません。) 術後、感染状態にはなりませんでしたので、抗生物質は処方しておりません。 別件で手術をして1年後に受診されましたので、写真を撮らせて頂きました。 術後1年の状態を診察する機会はほとんど御座いませんので、非常に参考になり勉強になりました。 有難う御座いました。
2016年2月22日
6:00 AM |カテゴリー:
粉瘤 アテローム Atheroma,くりぬき法
患者さんは、30代 女性 です。 お鍋のお湯を沸かしている最中にお鍋をひっくり返してしまい、熱傷されました。 地域の基幹病院である○○病院救急外来を受診。 消毒、ガーゼ処置で毎日消毒に通院するように言われたそうです。 以前何かで「湿潤療法」の事を知っていた為に、湿潤療法をしていると謳っている数件の病院に電話をするも、 「今はそんな治療法していない。」と数件の病院の医師、看護師から何故か辛くつらく言われたそうです。(患者さんは診察室で泣きながら話されておられました。) ようやく「湿潤療法」をしてくれるはずの病院を受診。 しかし、医師からは「湿潤療法をする必要が無い。」と強く言われたそうです。 ガーゼを当てる医師に 「プラスモイストは使わないのですか?」と質問したところ 「ガーゼで十分です。」と言われたんだそうです。 そこで、再度色々と調べられ、熱傷後11日目に当院を受診されました。 しかし、なぜ「湿潤療法」をしていないにも関わらず、「湿潤療法」をしているとHPに書いている医療機関が有るのでしょうか。全く持って理解できません。なにしろ、患者さんの労力、時間が本当にもったいないです。 患者さんには、湿潤療法の説明をし、プラスモイストで加療致しました。 水疱膜は感染源になりますので、切除致しました。 もちろん、毎日シャワー、入浴 OK です。 感染状態にはなりませんでしたので、抗生物質は処方しておりません。
2016年2月18日
6:00 AM |カテゴリー:
なつい式湿潤療法 moistcare,熱傷 Burn
患者さんは、50代 男性 です。 ご自宅の庭の階段で足を滑らせて転倒され受傷されました。 お住まいの地域の基幹病院である○○病院救急外来を受診。 創部を消毒され、局所麻酔下にて縫合されました。 消毒をされた際には、あまりにも痛みが強くて飛び上ったそうです。 そこで、湿潤療法をしている当院をご遠方よりご受診されました。 初診時、創部は赤く腫れあがり熱を持ち痛みを伴っておりました。 まさに「感染状態」でした。 だからもっと消毒をしなければいけないという事では御座いません。 もちろん、傷に消毒はしてはいけません。 なぜ感染したのかといいますと、「血腫」が原因です。 このような深い傷だと結構出血いたします。 出血した血液はそのうちコーヒーゼリーの様な固まりとなります。 血腫は栄養豊富ですが、血管は通っておりませんので、すぐに感染源となります。そして、感染致しましても、ほとんど抗生物質は効果が御座いません。血腫内には血管が無いからです。よって、血腫を除去するしか感染状態を治す方法は御座いません。 よって、深い傷の場合は、縫合する際に中に血液が溜まらないように「ドレーン」を留置する事が多いです。 この患者さんは、すぐさま局所麻酔下にて縫合した糸を一部抜糸。その後、創部に溜まっていた血腫を除去しドレーンを留置致しました。創部はズイコウパッドで覆いました。 ドレーンは3日後に抜去致しました。その後、創部はプラスモイストを貼布致しました。 ドレーン留置後は感染状態も落ち着き、腫れも引いてきました。 ドレーン抜去後は、直接創部にシャワーをかけて洗って頂きました。
2016年2月15日
6:00 AM |カテゴリー:
なつい式湿潤療法 moistcare,傷、怪我 Bruise
患者さんは、40代 女性 です。 10年前より、背部に粉瘤が有ったそうです。 1週間前より、急に腫れだし、痛くなってきたために、炎症が強くても手術をしてもらえる医療機関をネットで探され、ご遠方より当院をご受診されました。 くりぬき法で手術致しました。 術後、創部は湿潤療法で治療致しますので、一度も消毒はしておりません。 毎日、シャワー、入浴 OK です。 術後感染状態にはなりませんでしたので、抗生物質は処方しておりません。
2016年2月11日
6:00 AM |カテゴリー:
粉瘤 アテローム Atheroma,くりぬき法
患者さんは、30代 女性 です。 沸騰したお湯が入った鍋をひっくり返してしまい、熱傷されました。 近医である○○外科を受診。 消毒、ゲーベン、ガーゼ処置だったそうです。 そして、感染予防の為に毎日抗生剤の点滴と消毒に通院する様、指導されました。 暫くの間、毎日通院するも、痛みが日々増強し、立ち上がることすら痛すぎて出来なくなってきたために、色々と調べられ、湿潤療法目的にて片道数時間かけて、当院ご受診されました。 抗生物質の点滴、内服は、感染予防にはなりません。 抗生物質とは、感染してから点滴、内服するものであって、感染予防目的で点滴、内服する薬剤では御座いません。 癌になるのが嫌だからと、毎日抗がん剤を内服することは致しません。 癌になってから、抗がん剤は投与されます。 同じ理屈です。 そして、抗生物質は、悪い菌のみを殺すわけでは御座いません。 人体にとって有益な細菌をも殺します。 一例を挙げますと、お腹の中を守ってくれている大腸菌が殺されますので、下痢をし易くなります。 よって、感染状態では無いにも関わらず、抗生物質を点滴、内服してはいけません。 この患者さんの創部は感染状態では御座いませんでしたので、前医で処方されていた抗生物質の内服は中止して頂きました。 水疱膜は感染源になりますので、切除致しました。 プラスモイストで治療致しました。 もちろん、毎日、シャワー、入浴 OK です。 もちろん、一度も消毒はしておりません。
2016年2月8日
6:00 AM |カテゴリー:
なつい式湿潤療法 moistcare,熱傷 Burn
患者さんは、40代 女性 です。 自転車走行中に転倒し受傷されました。 ネットで色々と調べられ、湿潤療法目的にて受傷当日、当院をご受診されました。 ハイドロコロイドで治療致しました。 毎日、シャワー、入浴 OK です。 一度も消毒はしておりません。 感染状態にはなりませんでしたので、抗生物質は処方しておりません。
2016年2月4日
6:00 AM |カテゴリー:
なつい式湿潤療法 moistcare,傷、怪我 Bruise
患者さんは、40代 男性 です。 数年前より、右こめかみに粉瘤が有ったそうです。 手術希望でお近くの○○形成外科を受診されましたが、手術は出来ない(詳細不明)と言われたそうです。 そこで、色々と調べられ、当院ご受診されました。 くりぬき法で手術致しました。 術後は湿潤療法で治療致しますので、一切消毒はしておりません。 毎日、シャワー、入浴 OK です。 術後感染状態にはなりませんでしたので、抗生物資は処方しておりません。
2016年2月1日
6:00 AM |カテゴリー:
粉瘤 アテローム Atheroma,くりぬき法
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