下腿の低温熱傷です。(湿潤療法)

患者さんは、30代 女性です。

湯たんぽで低温熱傷されました。

湿潤療法目的にて、ご遠方から来院されました。

低温熱傷は、暴露される温度は低いのですが、長時間熱に暴露されますので、創部の深度が深くなります。

結果的に、熱傷部は色素沈着することが多いです。

受診時

受診時

 

水疱切除

水疱切除

 

 感染源になりますので、水包は切除致します。

 

湿潤療法 加療10日後

加療10日後

 

湿潤療法 加療20日後

加療20日後

 

加療1か月後

加療1か月後

 

湿潤療法 加療1ヵ月半後

加療1ヵ月半後

 

湿潤療法 加療2か月後

加療2か月後

 

湿潤療法 加療3か月後

加療3か月後

 

 治癒しました。

 

 低温熱傷の場合は、創部の深度が深い為に、治癒過程において肉芽を形成する必要が御座います。

簡単に言いますと、皮膚の基礎工事です。

その基礎工事に数カ月かかります。長い方は、1年ほどかかる場合も御座います。

しかし、植皮はせずに治ります。

これからの季節、エコブームも手伝って低温熱傷の患者さんが増えてくることが予想されます。

くれぐれもご注意下さい。

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