患者さんは、3歳の可愛い可愛い女の子です。
幼稚園の園庭でお友達のお父さんに高い高いをしてもらった際に、転倒(ご本人もそのお父さんも本当に可哀想です)。
近所の皮膚科を受診。
従来通りの処置(消毒、ガーゼ、抗生物質処方)だった為に、治療法に疑問を持たれ、色々と調べられ、「湿潤療法」希望にて当院受診して頂きました。
この傷に消毒されたら、たまりません!
想像するだけで、ゾッとします。
外来で消毒され、あまりの痛みで泣いているお子さんをそばで見守るお母さんも、たまらなかったと思います。
顔の挫創は「湿潤療法」で治療致しますと、本当に奇麗に治ります。
患者さんの御両親は、「奇麗に治るのだろうか。」「出来る事なら変わって上げたい。」と心配と不安で一杯の状態で御受診されます。
「湿潤療法」の説明、実際の症例写真をお見せして、今後の経過予想をお話させて頂きますと、不安から一気に解放され、御両親が外来で涙するということが少なく御座いません。(私も、結構つられます。)
3歳 女児 顔の挫創です。(湿潤療法)
