「痩せようと思って毎日走っているんですけど、最近膝が痛いんです。」
という患者さん、結構多いです。
「健康のため」と思って、運動をされておられます。
しかし、考えてみてください。
重たい体で走ったら、膝、腰に負担がかかるのは当然です。
ですから、僕はそういう患者さんに毎回言っております。
「走りたいと思っておられるなら、痩せてから走って下さい。」と。
「走る」という運動はかなり体に負担がかかるのです。
よって、「走る」という事をしたいのであれば、痩せてからしないと体を壊します。
総じて、「運動は体に悪い」のです。
運動をするから怪我をするのです。
運動をしなければ、怪我はしないのです。
気分転換も必要ですから、運動の全てを否定するすもりは御座いません。
(私は、大学時代バスケ部でした。下手でしたが。)
しかし、やり過ぎは体を壊しますので、ご注意下さい。
体は、そもそもそんな激しい運動をされると思って出来ておりません。
運動をすると膝が痛くなる。
ヒールを履くと足が痛くなる。
重たい物を持つと、腰が痛くなる。
お酒を飲みすぎると、肝臓が悪くなる。
となる訳です。
ダイエットをするのであれば、糖質制限が一番楽です。
お腹いっぱい食べても痩せますので。
糖質制限とは、炭水化物(糖質)を食べない、または少なくする食事法です。(私はほとんど炭水化物は食べません。)
肉、魚、野菜はお腹いっぱい食べても太りません。しかし、炭水化物(糖質)はすぐに太ります。
茶碗一杯のご飯は、角砂糖約15個分の糖分です。食パン一枚は、角砂糖約7個分の糖分です。お腹の中では全く同じものになります。
運動は、痩せてから、適度にするように致しましょう。