0歳 胸部の熱傷です。(湿潤療法)

初診時2

 患者さんは、9か月の可愛い可愛い女の子です。
ティファールを倒してしまい、熱傷されました。
すぐに近医クリニックを受診されましたが、イソジン消毒をされてしまい、これはおかしいと思われたお母さんが色々と調べられ、当院受診されました。
湿潤療法の説明をさせて頂き、ハイドロコロイドで加療致しました。
もちろん、毎日シャワー、入浴OKです
感染状態にはなりませんでしたので、抗生物質は処方しておりません。
綺麗に治り、喜んで頂きました。
 ティファールによる熱傷は、日本では非常に多いです。
ティファールは、コードに引っ掛かりますと、コンセントがマグネット式では無いので、100%倒れます。そして、倒れますと、100%お湯が上部から吹き零れる構造になっております。よって、小さなお子さんのいらっしゃるご家庭では、余程注意してご使用して頂きたいです。
 ティファールの本社が有るフランスでは、ティファールによる熱傷は突出して多いという訳では無いそうです。その理由は、お国柄の違いに有るようです。
フランス(欧州)では、
① 調理台の高さは高く、奥行きも深い。(子供の手が届かない)
② 家庭用電圧が高く、短時間で沸騰するので、その場を離れる事が少ない。
③ 欧州の水道はミネラル分を多く含む硬水なので、お湯を溜めて置くとすぐにミネラルの結晶で汚れてしまう。
④ お湯を必要に応じて沸かし、その場で使い切るのが普通。
なのだそうです。
よって、子供の手が届く高さの調理台が多く(うちもそうです)、沸かし溜めする習慣が多い日本では、熱傷する機会が多くなるという事のようです。
特に小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では、ご注意して下さい。お願い致します。

初診時

初診時

湿潤療法 加療後7日

加療後7日

湿潤療法 加療後14日

加療後14日

 2月21日(土曜日)の最終受付時間は、都合により午前11時となります。
大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承の程宜しくお願い致します。

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