患者さんは、50代 女性 です。
熱湯の入っていたコップが倒れて、左下腿を熱傷されました。
当日、地域の基幹病院である○○病院救急外来を受診されました。
その際、消毒、ガーゼ処置を受けられました。
翌日、同病院を再受診。
その際、医師から「暫く様子を診ないと今後どうなるか分からない。
ひょっとすると、手術が必要かもしれない。」と言われたそうです。
そこで、不安になり、色々と調べられ、当院を受診されました。
良く似た症例の経過写真を用いて、湿潤療法の説明をさせて頂きました。
約2週間ほどで、もちろん手術しなくても治ること。
残っていた水疱膜は、感染源になりますので切除致すること。
プラスモイストで治療すること。
以上、一通りの説明を終えると、「ホットしました。」と安堵されておられました。
もちろん、一度も消毒はしておりません。
毎日シャワー、入浴 OK です。
感染状態にはなりませんでしたので、抗生物質は処方しておりません。
2週間弱で治癒したのですが
「3か月後に、もっと綺麗になっていると思うので、見せに来ます!」と言って頂きました。
本当に、3か月後に受診して頂きました。
なかなか治癒してからの状態を診察させて頂く機会は御座いませんので、非常に勉強、参考になりました。有難う御座いました。
明日、10月10日(土曜日)は都合により休診とさせて頂きます。
ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承の程宜しくお願い致します。











![Epidermoid Cyst (Cheek, Female 50s) – Preoperative Photo Showing the Cyst Before Surgery [Osaka] - 粉瘤(アテローム) | こおりたひろ整形形成外科クリニック - 痛みの少ない粉瘤治療で多数の実績|大阪| Preoperative photo showing an epidermoid cyst on the right cheek (female, 50s). A small subcutaneous lump is visible before punch excision and Natsui-style moist wound healing.](https://hiro-cl.com/wp-content/uploads/2025/10/epidermoid-cyst-cheek-50s-female-before-surgery-punch-excision-natsui-method-caption-400x400.jpg)








