両手、右前腕の熱傷です。(湿潤療法)

患者さんは、40代 男性 です。

スプレー缶のガスを抜いている際に引火し熱傷されました。

地域の基幹病院である○○病院救急外来を受診。

従来通りの処置(消毒、ガーゼ)をされ、感染予防の為に抗生物質を内服するように言われたそうです。

そして、「植皮が必要になるでしょう。」と言われたそうです。

色々質問しても、納得のいく説明が得られなかった為に心配になり、色々と調べられ当院ご受診されました。

以下、私からの説明です。

① 湿潤療法の説明。

② 植皮はせずに絶対に治ります。

③ 毎日、シャワー 入浴 OK です。

④ 抗生物質を内服する事は、感染予防にはなりません。

  抗生物質は感染してから内服するものです。

  感染していないのに抗生物質を内服致しますと、体を守ってくれている

  正常な細菌が殺されます。

  よって、感染していないのに抗生物質を内服してはいけません。

  癌になるのが嫌だからと、毎日抗癌剤を内服しないのと同じです。

  抗癌剤は、癌になってから内服するものです。

  現在、感染状態ではないので、抗生物質を内服する必要はございません。

⑤ 安静にはせずに、どんどん手を動かして下さい。

  動かした方が、伸びる皮膚が出来ます。

⑥ おそらく、2週間ほどで治るでしょう。

両手に関しましては、毎日、ワセリンをべったり塗って頂き、ビニール手袋をつけて頂きました。

その際、ビニール手袋の指の先端を切っておきますと、指が使いやすくなります。

前腕に関しましては、プラスモイストで治療致しました。

 

右手

初診時(右)

初診時(右)

 

湿潤療法 加療後3日(右)

加療後3日(右)

 

湿潤療法 加療後6日(右)

加療後6日(右)

 

湿潤療法 加療後13日(右)

加療後13日(右)

 

左手、右前腕に関しましては、次回掲載させて頂きます。

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