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炎症性粉瘤(アテローム)頚部(くりぬき法)

術中(粉瘤被膜を摘出)

 患者さんは、30代です。
約10年前より、頚部に粉瘤(アテローム)が有ったそうです。
1週間前より圧迫感が有り、3日前より痛くなってきたために、炎症が強くとも手術をして貰える医療機関を探され、ご遠方より当院を受診されました。
炎症が強くとも、全く問題なく手術することが出来ます。むしろやり易いくらいです。
また、炎症が強い粉瘤に対し、抗生物質はほとんど効果が御座いません。
くりぬき法で手術致しました。
術後、毎日、シャワー 入浴 OK です。
術後創部は、湿潤療法で治療致しますので、一度も消毒はしておりません。
術後、感染状態にはなりませんでしたので、抗生物質は処方しておりません。

術前

術前

術中(粉瘤内容物を排出)

術中(粉瘤内容物を排出)

術中(粉瘤被膜を摘出)

術中(粉瘤被膜を摘出)

術直後

術直後

摘出された粉瘤

摘出された粉瘤

術後2日

術後2日

術後6日

術後6日

術後13日

術後13日

術後21日

術後21日

術後27日

術後27日

 

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