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粉瘤(アテローム)顔(くりぬき法)【大阪・新大阪】

術中

 患者さんは、20代です。
顔に粉瘤(アテローム)が出来た為に、〇〇皮膚科を受診されました。
抗生物質でとりあえず様子をみるように言われたそうです。
しかし、全く良くならない為に、ネットで調べて当院を受診されました。
くりぬき法で手術致しました。
術後創部は、なつい式湿潤療法で治療致しますので、一度も消毒はしておりません。
術後、感染状態にはなりませんでしたので、抗生物質は処方しておりません。
術後、毎日、シャワー 入浴 OK です。

術前

術前

術中

術中

術直後

術直後

術後1日

術後1日

術後5日

術後5日

術後17日

術後17日

【顔の粉瘤について】

顔にできる粉瘤(アテローム)は、見た目に直結する部位のため、
早めにきれいに治したいと希望される方が多いできものです。
皮膚の下に袋(被膜)ができ、その中に角質や皮脂が溜まって
少しずつ大きくなります。
中心に黒い点(開口部)が見られることが多く、
押すと臭いのある内容物が出ることもあります。
顔は皮膚が薄く整容面の要求も高いため、
できるだけ小さな傷で袋ごと摘出することが大切です。

【抗生物質だけでは治らない理由】

今回の患者さんは、他院で抗生物質による経過観察をすすめられましたが、
改善しませんでした。
これは珍しいことではありません。
粉瘤の本体は皮膚の下の袋そのものであり、袋には血流がほとんどないため、
飲み薬の抗生物質が届きにくいのです。
炎症を一時的に抑えられても、袋が残る限り再発・再燃を繰り返します。
根本的に治すには、袋ごと摘出する手術が必要です。

くりぬき法なつい式湿潤療法

当院では、数ミリの孔から袋ごと取り出す
「くりぬき法」で日帰り手術を行っています。
傷が小さく、術後の痛みも最小限です。
術後はなつい式湿潤療法で処置するため、

  • 消毒は一切行いません
  • 感染がなければ抗生物質も使用しません
  • 術後すぐにシャワー・入浴が可能です

皮膚本来の治癒力を引き出すことで、感染なく、痛みもほとんどなく、
きれいな治癒を目指します。
今回の症例も、術後17日の経過まで順調に治癒しました。

【粉瘤治療 よくあるご質問(抜粋)】

Q. 顔の粉瘤でも傷跡は残りませんか?
A. くりぬき法は傷が非常に小さいため、目立ちにくいのが特長です。
小さいうちに治療するほど傷跡も小さく済みます。

Q. 抗生物質をもらったのに治りません。なぜ?
A. 袋の内部には血流がなく、薬が届きにくいためです。
袋ごと取り除く手術が根本的な治療になります。

Q. 手術は保険が使えますか?
A. はい、粉瘤の手術は保険診療の対象です。
当院は厚生労働省の基準に基づき保険診療で対応しています。

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