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猫による足の咬傷(ナイロン糸ドレナージ法)

初診時(ナイロン糸挿入)

 患者さんは、40代です。
飼い猫に第一趾を咬まれて受傷されました。

痛みが強くなってきたために、当院で治療歴のある友人からの勧めで、当院を受診されました。
ナイロン糸ドレナージ法」で治療致しました。
ナイロン糸は、2日後に抜去いたしました。
糸挿入後より、痛みが改善したそうです。
動物に咬まれて他院を受診いたしますと、表面を消毒し抗生物質が処方されるケースが多い様です。
しかし、良くなるどころか痛みが増強した為に、ネットで調べて当院を受診される患者さんが多いです。
動物に咬まれた際は、表面を消毒しましても、全く意味が御座いません。
動物の歯は尖っていて長い為に、傷は細くて深いです。
感染が起こっている場所は、皮膚表面ではなく、歯が刺さった先、つまり、深いところに有ります。
その、深いところに溜まった汚い浸出液を排出しなければ、傷は治りません。
今回の処置の際、一度も消毒はしておりません。意味が無いからです。
ナイロン糸を挿入するのみです。

初診時

初診時

初診時(ナイロン糸挿入)

初診時(ナイロン糸挿入)

加療後2日(ナイロン糸抜去)

加療後2日(ナイロン糸抜去)

加療後6日

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