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アトピー性皮膚炎 額(なつい式湿潤療法)

初診時

 患者さんは、10台です。
近医皮膚科で、アトピー性皮膚炎治療中の患者さんです。
数か月前に額にかぶれが出来た為に、医師の指示通り
①石鹸で洗う。
②ステロイド剤を塗る。
③ヒルドイドローションを塗る。
をされておられましたが、症状が悪くなってきた為に、ネットで色々と調べられ、他県より当院を受診されました。
かぶれている部分を石鹸で洗ってはいけません。
正常な皮膚に対して界面活性剤を使用しましても、お肌は傷つきます。
かぶれている部分に界面活性剤を使用いたしますと、もっとお肌は傷つきます。
また、患者さんから処方要望が多い「ヒルドイドローション」ですが、これにも界面活性剤が入っております。
よって、使用してはいけない薬です。
当院では患者さんからのリクエストが御座いましても、界面活性剤の説明をさせて頂き、処方する事は御座いません。(薬と言ってはいけないと思いますが・・・)
薬と言うより、洗剤です。
お肌には、ましてやかぶれている部分には、絶対に塗ってはいけません。
なつい式湿潤療法の説明をさせて頂きました。
お風呂では石鹸は使用せず、かぶれてい部分にハイドロコロイドを貼って治療致しました。

 

初診時

初診時

加療後7日

加療後7日

加療後14日

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