粉瘤(アテローム)や傷やけど治療はこおりたひろ形成整形外科クリニックへ|粉瘤|アテローム|なつい式湿潤療法|大阪|

耳の粉瘤(アテローム)です。(くりぬき法)

術中(粉瘤被膜を摘出)

 患者さんは、30代 女性 です。
約半年前に、左耳の前に腫瘤が有る事に気付かれたそうです。
色々と調べられ、当院受診して頂きました。
 くりぬき法で手術致しました。
術後は、湿潤療法で加療致しますので、術後一度も消毒しておりません。
また、毎日シャワーOKです。
感染状態にはなりませんでしたので、抗生物質は処方しておりません。
 医療機関によりましては、術直後から抗生物質を処方するところが御座います。(結構多いです。)
しかし、これはしてはいけない事です。
なぜならば、抗生物資を内服する事が感染予防にはならないからです。感染予防にならないどころか、体を守ってくれている(下さっていると書いてもよいくらい、有り難い菌に体は守られています。)菌を殺してしまい、結果的にやっかいな菌が付きやすくなり、感染しやすくなります。
よって、抗生物質を内服して頂く場合は、感染した時のみです。

粉瘤(アテローム)摘出 術前

術前

粉瘤(アテローム)摘出 術中(粉瘤内容物を排出)

術中(粉瘤内容物を排出)

粉瘤(アテローム)摘出 術中(粉瘤被膜を摘出)

術中(粉瘤被膜を摘出)

粉瘤(アテローム)摘出 術直後

術直後

摘出された粉瘤(アテローム)

摘出された粉瘤(アテローム)

粉瘤(アテローム)摘出 術後1日

術後1日

粉瘤(アテローム)摘出 術後4日

術後4日

粉瘤(アテローム)摘出 術後1か月半

術後1か月半

関連記事

  1. 術中(摘出された粉瘤被膜)2

    腹部の粉瘤(アテローム)です。

  2. アテローム摘出術中2

    頚部に出来た 粉瘤(アテローム)

  3. 術前

    炎症性粉瘤(アテローム)背部(くりぬき法)

  4. くりぬき法による粉瘤摘出中の写真。袋(被膜)を丁寧に取り除いている様子。

    腫れて痛む粉瘤もくりぬき法で手術|4年後も傷がほぼ分からない…

  5. 粉瘤(アテローム)摘出 術前

    炎症性粉瘤(アテローム)背部(くりぬき法)

  6. 摘出された粉瘤(アテローム)

    炎症性粉瘤(アテローム)背部(くりぬき法)