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粉瘤をくりぬき法で手術|10年以上放置した背中のアテロームも術後4年で傷跡ほぼ消失

術中(粉瘤被膜を摘出)

【背中の粉瘤をくりぬき法で手術】10年以上経過したアテローム|
術後は湿潤療法で感染ゼロ・傷跡もほぼ消失

大阪市淀川区・新大阪にある【こおりたひろ整形形成外科クリニック
院長の郡田です。

今回は、10年以上前から背中に存在した粉瘤(アテローム)を「くりぬき法
で摘出し、術後4年経過した時点で「傷跡がほとんど分からない」
と患者さん自身が驚かれた症例
をご紹介します。


👤 患者さんについて

患者さんは60代の方です。
10年以上前から背中に粉瘤があり、徐々に臭いが気になるようになったため、
摘出手術をご希望され当院を受診されました。


🔧 手術について|くりぬき法で被膜ごと除去

当院では、5mmのパンチを使用した「くりぬき法」で粉瘤を摘出しました。
術中には被膜もすべて摘出できたため、再発リスクは極めて低いと判断しました。


💧 術後の処置|なつい式湿潤療法を実施

術後の処置は、なつい式湿潤療法を採用しています。
そのため以下のような対応をしています:
・消毒なし
・抗生物質なし(感染がなかったため)
・毎日シャワー・入浴OK
痛みも少なく、生活の制限も最小限で済むのが特徴です。


📸 4年後の再来院時の写真|「傷跡、ほとんど分からなくなりました!」

術後4年が経過し、今回は別の部位に新たにできた粉瘤の摘出
を希望されて再来院されました。

診察の際、以前の手術部位の写真撮影をお願いしたところ、患者さんから次のようなお言葉をいただきました。

「先生、もう傷跡、ほとんどわからなくなりました!

このお言葉を聞いて、私たちもとても嬉しく思いました。


💬 よくあるご質問(FAQ)

Q. 10年以上経過した粉瘤でも手術は可能ですか?
A. はい、可能です。ただし感染や癒着がある場合は難易度が上がることもありますので、早めのご相談をお勧めします。

Q. 術後は抗生物質を飲む必要がありますか?
A. 感染がなければ不要です。当院では、感染の兆候がない限り原則処方しておりません。

Q. 傷跡が残るのが不安です。
A. 傷の経過には個人差がありますが、当院の「くりぬき法+なつい式湿潤療法」
では傷跡が目立たないケースが非常に多く
見られます。
4年後の写真でも、ほとんど分からなくなっている例が多数ございます。


ご相談・ご予約はお気軽にどうぞ

10年以上前の粉瘤でも、再発を防ぎつつ、傷跡をきれいに治したい方はぜひ当院にご相談ください。
大阪市淀川区・新大阪駅から徒歩5分の【こおりたひろ整形形成外科クリニック

 

術前

術前

術中(粉瘤内容物を排出)

術中(粉瘤内容物を排出)

術中(粉瘤被膜を摘出)

術中(粉瘤被膜を摘出)

術直後

術直後

摘出された粉瘤

摘出された粉瘤

術後1日

術後1日

術後4日

術後4日

術後9日

術後9日

術後14日

術後14日

術後23日

術後23日

術後4年

術後4年

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