湿潤療法に対する理解

こおりた ひろ形成整形外科

 本日も、沢山の熱傷、傷の患者さんが来院されています。
もちろん、初めて湿潤療法を受けられる患者さんもおられます。
他院で従来どおりの「消毒、ガーゼ、乾燥」の治療を受けられ、これはおかしいと思われご自分で「湿潤療法」を調べ、当院を受診される患者さんは結構おられます。
そういう患者さんであっても、やはり従来どおりとは180度違う治療法である「湿潤療法」には、最初驚かれる方が多いです。
しかし、驚かれても当然だと思います。
なにしろ、「消毒しない、ガーゼあてない、乾燥させない」ですから。
医師であっても、そして形成外科医、皮膚科医であっても、残念ながらこの治療法を知らない、または植皮術が好きなために「湿潤療法」を嫌う先生が多いのも事実です。
おそらく未だ9割以上の医師がそうだと思います。
恥を忍んで申し上げますと、私も
医師になった当初(今から十数年前)からつい3年前までは、傷、熱傷に対して消毒しておりました。
(当時の患者さん、すいませんでした。)
そして教科書には、未だに消毒するように書いてあります。
「湿潤療法」は、最近始まった治療法だからなのです。
おそらく、あと十年もすればもっと普及していると思います。
私は、患者さん、患者さんのご両親等に対しまして、最初に「湿潤療法」の原理をご納得して頂けるまで説明してから、治療しております。
もしも、分からないこと、不安なことが御座いましたら、どうぞ質問して下さい。

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