粉瘤(アテローム)や傷やけど治療はこおりたひろ形成整形外科クリニックへ|粉瘤|アテローム|なつい式湿潤療法|大阪|

縫う?縫わない?

初診時2
受診時

初診時

加療2週間後

加療2週間後

加療2か月後

加療2か月後

 怪我をされ、皮膚が切れてしまい縫合希望で来院される患者さんがおられます。
また、その逆で、他院で縫うように言われたからと、逃げて(?)来られる患者さんもおられます。
私の考え方は、「縫うまでも無い傷に対しては縫わない。」です。
 上記写真は、本年3月29日のブログで御紹介させて頂いた症例です。
2歳の可愛い女の子です。
ソファーの上から転落し、下にあった木箱におでこをぶつけて受傷されました。
縫合はせず、テープ固定で治しました。
この程度の傷であれば、縫わずにテープ固定で奇麗に治ります。
縫うこともけっして悪い処置では御座いません。
しかし、縫おうと思いますと
① 局所麻酔をしなければならない。 ←結構痛い!子供にはちょっと可哀想・・・
② 糸が通っていた穴が残り、いかにも「縫いました」という傷になってしまう可能性がある。
以上より、縫うほどでは無い傷に対しましては、敢えて縫わずにテープ固定で加療しております。
ただし、もちろん縫った方が奇麗に治る可能性が高い場合は、縫合致します。
(私は、ちょうちょ結びで縫合は致しませんので、あしからず 😀 )
 最近蒸し暑いですね。しかしこの時期、結構「風邪」の患者さんがおられるんですよ。
体調管理には、十分ご注意下さい。

関連記事

  1. 初診時2

    熱傷 11か月 手(なつい式湿潤療法)

  2. 初診時(テープ固定)

    割創 まぶた(テープ固定)

  3. 初診時

    熱傷 2歳 顔(湿潤療法)

  4. 初診時

    4歳 前腕の熱傷です。(湿潤療法)

  5. 術前(正面)

    いぼ 頚部 切除術 

  6. 初診時

    挫創 額(なつい式湿潤療法)

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。