粉瘤(アテローム)や傷やけど治療はこおりたひろ形成整形外科クリニックへ|粉瘤|アテローム|なつい式湿潤療法|大阪|

またまたまた植皮を勧められた患者さんが来られました。

 先日、10カ月の可愛い可愛い女の子が肘を熱傷され、受診されました。
最初に、お住まいの地域の基幹病院救急外来を受診。
以下の説明を受けたそうです。
① 傷跡は残る可能性がある。
② 肘の拘縮が起こる可能性がある。
③ 場合によっては植皮が必要となる。
④ 明日、来院して下さい。消毒します。
①、② は分かります。
確かに、その可能性は残念ながら、少なからず御座います。
問題は ③ ④ です。
ご家族の許可を得ていませんので写真を掲載出来ませんが(後日、許可を頂けたら掲載致します)、肘のところに約7cm程の、2度熱傷が有るだけなのです。
これで植皮!!!
思わず、「絶対に植皮の必要は御座いません。ご安心して下さい。絶対に必要無いです。」と大きな声で言ってしまいました。
植皮を勧められた先生は、ご自分の子供にも同じ場合は植皮をするのでしょうか???
御両親は必至に色々と治療法を探されて、当院へ御受診して頂きました。(本当に御苦労様でした。)
もしも植皮をされていたらと思いますと、本当にゾッとします。
周りの方で植皮を勧められている方がおられましたら、どうぞ「湿潤療法」が有る事を教えてあげて下さい
お近くで湿潤療法をしている医療機関を御受診される事を、強くお勧め致します。

関連記事

  1. 初診時

    8歳男児 大腿の熱傷(湿潤療法)

  2. 初診時2

    1歳6か月 男児 顔面熱傷 です。(湿潤療法)

  3. 初診時2

    熱傷 指(なつい式湿潤療法)

  4. 初診時

    下腿の低温熱傷です。(湿潤療法)

  5. 湿潤療法に対する理解

  6. 初診時1

    湿疹 肌荒れ 手(なつい式湿潤療法)

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。