アトピー性皮膚炎にもワセリンです。(湿潤療法)

右腕7月20日2

 患者さんは、30代 女性です。
アトピー性皮膚炎の加療を20年以上、他院でされておられました。
症状改善が認められない為に、当院へ受診されました。

アトピー性皮膚炎 右腕7月20日

右腕7月20日

アトピー性皮膚炎 右腕10月4日

右腕10月4日

アトピー性皮膚炎 左腕7月20日

左腕7月20日

アトピー性皮膚炎 左腕10月4日

左腕10月4日

 全体的に、赤みが軽減しております。
ご本人の一番辛かった「かゆみ」もかなり軽減したそうです。
治療として、したことは
ワセリンを塗る。
ひどい時には、ワセリンを塗ってラップを巻いて寝る。
以上です。
もうほんとに色々なお薬を塗ったり、飲んだりされたそうです。
しかし、残念ながら「軟膏」では無く、圧倒的に「クリーム剤」を処方されておられた様です。
「クリーム剤」は界面活性剤が入っている為に、洗剤だと思った方が良いと思います。
「軟膏」はほとんどがワセリンですので、安全です。
他院での治療が全て間違っていたとは思いません。
今が、たまたま症状が軽くなる時期に当たっただけなのかもしれません。
しかし、アトピー性皮膚炎の患者さんで、他院で良くならず当院へ来院され、
ワセリンのみの治療をして症状改善する事が結構御座います。
アトピー性皮膚炎の患者さんの加療期間は、非常に長いです。
この患者さんも20年以上です。
何十年と同じ治療をしてみてもあまり効果が無かったのであれば、単純に正しい保湿をする目的で
「ワセリン」のみ塗るという治療法も一考なのではないのかなあと考えております。

関連記事

  1. 初診時(正面)

    大腿の熱傷です。(湿潤療法)

  2. 初診時

    植皮が必要と言われた前腕の熱傷です。(湿潤療法)

  3. 初診時(膝裏)2

    3歳 アトピー性皮膚炎と診断された男の子

  4. 初診時(2)

    前腕の熱傷です。(湿潤療法)

  5. 湿潤療法の説明について。

  6. 初診時(足側面)

    前回の続きです。

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP