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CASE & TREATMENT REPORT

顔の湿疹・肌荒れ|市販薬で治らない方へ【湿潤療法の症例】

顔の湿疹や肌荒れで悩んでいませんか?3年間皮膚科に通っても改善しなかった50代男性が、当院での湿潤療法とワセリンケアにより1か月で完治しました。市販薬やクリームで治らない湿疹の原因…

症例・処置実績 なつい式湿潤療法

症例写真を掲載しています 治療内容や経過を分かりやすくお伝えするため、患部・処置中の写真を含む場合があります。

 患者さんは50代 男性です。
顔の肌荒れを主訴に来院されました。
当院へ来院されるまでに3年間、他の皮膚科へ通院されておられたそうです。
しかし、一向に治らず、色々と調べられ当院受診して頂きました。
お話を伺いますと、3年間色々なクリーム剤、飲み薬で加療されておられました。
 ここで、「クリーム剤」のお話をさせて頂きます。
クリーム剤には、必ず乳化剤が入っております。乳化剤は皮脂を乳化し、皮脂(これがあるから皮膚はしっとりします)を溶かしてしまいます。
よって、油は入っておりますのでクリーム剤を塗った時はしっとりとは致しますが、洗った際に皮膚表面の皮脂を洗い流してしまい、結果的に、カサカサの乾燥肌になってしまいます。(夏井睦先生の自己実験です。)
 ですから、肌には、クリーム剤を塗らない方が良いです。塗って良いのはワセリンです。ワセリンは、皮膚の上に乗っているだけですので、肌をコーティングしてくれます。その結果、皮脂を守ってくれます。
 私も、湿潤療法に出会うまでは、せっせせっせとハンドクリームを塗っておりました。しかし、いつも同じ場所(親指の爪の生え際)の皮膚が割れておりました。ワセリンに変えてから、皮膚トラブルは無くなり、患者さんからもよく「先生お肌きれいですねー!」とほめて頂く事が多いです。(何も特別なことはしておりません。ワセリンを塗っているだけです。)
 外国製であろうが、有名化粧品会社であろうが、高価であろうが、クリーム剤は皮脂を溶かしてしまいますので、使わない方が良いと思います。
 患者さんには、皮膚科から処方されているクリーム剤の塗布を止めて頂き、発赤の強い肌の荒れているところにハイドロコロイドを貼って頂きました。3年間治らなかった肌荒れが、1か月ですっかり治りました。 

初診時
初診時
湿潤療法 加療1か月後
加療1か月後

症例記事をご覧になる方へ

この記事は、当院で行った診療・処置の一例を医学情報として紹介するものです。症状や治癒経過、適した治療方法には個人差があります。写真と同じ結果を保証するものではなく、診断や治療方針は診察のうえで個別に判断します。

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