下腿の低温熱傷です。(湿潤療法)

 患者さんは、30代 女性です。

湯たんぽで左下腿を低温熱傷されました。

 熱傷翌日、近医皮膚科を受診。従来通りの治療法(消毒、ガーゼ)だったそうです。なかなか治らない為に、手術が必要かもしれないということになり、大阪の基幹病院である○○病院の受診を勧められました。

 その病院では、

① ゲーベン、ガーゼ処置(かなり痛いです)

② 運動禁止

③ シャワー、入浴禁止

だったそうです。ゲーベンによる毎回の処置が痛すぎて痛すぎて、もう病院には行きたくなくなったそうです。そこで色々と調べられ、「湿潤療法」目的にて、熱傷2か月後に当院を受診されました。

 初診時に、同じような症例の写真を提示しながら、半年もすれば必ず治る事、手術は絶対に必要ない事を説明し

① ハイドロコロイド処置

② 運動もちろんOKです。

③ シャワー、入浴もちろんOKです。

と説明。痛みのほとんどない処置、大好きな運動(ジム、フラダンス)が出来る喜び、お風呂に入れる喜びで、かなり喜んで頂きました。(余程今までの治療が辛かったのでしょう。お母様と共にニコニコされておられた笑顔が忘れられません。)1か月後、南の島への旅行計画があり、半ばあきらめておられたそうですが、もちろん行って頂きました。

 

初診時

初診時

 

湿潤療法 加療後3日

加療後3日

 

湿潤療法 加療後14日

加療後14日

 

湿潤療法 加療後20日

加療後20日

 

湿潤療法 加療後28日

加療後28日

 

湿潤療法 加療後35日

加療後35日

 

湿潤療法 加療後39日

加療後39日

 

熱傷部よりテープかぶれの方が目立ちます。

 

湿潤療法 加療後41日

加療後41日

 

湿潤療法 加療後53日

加療後53日

 

湿潤療法 加療後60日

加療後60日

 

湿潤療法 加療後74日

加療後74日

 

加療後85日

加療後85日

 

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