粉瘤(アテローム)や傷やけど治療はこおりたひろ形成整形外科クリニックへ|粉瘤|アテローム|なつい式湿潤療法|大阪|

最近来院された可愛そうな患者さん達。

 最近、耳を疑うような事を前医に言われて(されて)当院へ受診される患者さんが、複数人いらっしゃいましたので、ご紹介させて頂きます。


① 直径2cmほどの小さな低温熱傷で近くの皮膚科で加療中に、なかなか治らないからと「植皮をした方が綺麗に治る。」と言われ植皮を勧められた患者さん。

→ もちろん「湿潤療法」で植皮せずに治る事を説明。ただ今加療中です。おそらくあと1か月ほどで治るでしょう。


② 直径2cmほどの粉瘤(アテローム)で近くの皮膚科を受診。炎症が強いからと抗生物質が処方され、「炎症が引いて1年くらいたってからでないと
手術が出来ません。」と説明された患者さん。
→ 粉瘤は垢が溜まる病気ですので、抗生物質を内服致しましても、治りません。また、炎症がいくら強くとも手術は出来ます。(2015年3月19日ブログ参照して下さい。)そして、1年間待つ意味は全く御座いません。(おそらく、この皮膚科の医師は手術をしたくなかったのだと思います。)


③ 直径1cmほどの粉瘤(アテローム)で近くの皮膚科を受診。かなり癒着しているから大きく切らないと摘出出来ないと言われた患者さん。
→ 粉瘤が癒着しているという意味が、私の勉強不足なのかもしれませんが、分かりません。少なくとも、診察時はいつも通りの普通の粉瘤に私には見えました。いつも通り、5mmのパンチを使用し、くりぬき法で手術致しました。その後、傷は普通に治りました。

④ ○○美容外科でデリケートゾーンのレーザー脱毛をした際に、熱傷された患者さん。
→ レーザー照射をする際に、レンズを付け忘れた?のかもしれません。「湿潤療法」で治療し治りました。


全員他府県からの患者さんでした。ご遠方よりわざわざ本当にご苦労様でした。かなりのご遠方より受診して頂きますと、恐縮してしまいます。
 前医の悪口を書くつもりで書いているのでは御座いません。
私も、どこかで「郡田先生にあんなこと言われた。こんなことされた。」と言われているかもしれません。いや、言われているでしょう。
ただ、この4つのケースはあまりにも患者さんが可愛そうでしたので、敢えて書かせて頂きました。
 5月21日(木曜日)は、学会出席のために、休診とさせて頂きます。
大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承の程宜しくお願い致します。

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