2歳 眉毛部の割創です。(テープ固定)

 患者さんは、2歳の可愛い可愛い男の子です。

ソファから転落し受傷されました。

近医を受診され医師からは

「すぐに縫合した方が良い。しかし、今外来が忙しくて縫合する事が出来ない。

医療情報センターに問い合わせて、今すぐ縫合してくれる医療機関を探して受診して下さい。」

と言われたんだそうです。

そこで、色々と調べられ、当院ご受診されました。

親御さんと相談の上、縫合せずにテープ固定で治療致しました。

縫合する方が、強固な力で創部を寄せる事が出来ます。

また、テープ固定の場合は、毎日貼りかえしなければなりませんが、一旦縫合してしまいますと、抜糸まで何もする事は御座いません。ですから楽です。

しかし、縫合する為には麻酔をしなければなりません。

2歳のお子様に麻酔となりますと、バスタオルで体をぐるぐる巻きににて、身動きできないようにしてから、局所に麻酔の注射をする事となります。

その際にお子さんが感じる恐怖感は、想像を絶するものが有ると思います。

実際、他院で縫合されてからこのままの治療で良いか見て欲しいと来院される患者さんのほとんどは、また痛い事をされるのではという恐怖心から、外来に入るなり大泣きされます。

テープ固定、縫合、どちらもメリット、デメリットが御座います。

私は、親御さんからの強い希望が有った場合、または、あまりにも傷が大きく開いている場合を除いては、テープ固定で治療する事が多いです。

(ちなみに今まで、親御さんから縫合する事を強く希望された事は御座いません。)

 

初診時

初診時

 

テープ固定 加療後2日

加療後2日

 

テープ固定 加療後6日

加療後6日

 

テープ固定 加療後21日

加療後21日

 

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