粉瘤(アテローム)や傷やけど治療はこおりたひろ形成整形外科クリニックへ|粉瘤|アテローム|なつい式湿潤療法|大阪|

炎症の強い背部の粉瘤(アテローム)です。(くりぬき法)

術前

 患者さんは、40代 男性です。
数年前より、背部に粉瘤(アテローム)があったそうです。
3週間ほど前より炎症が強くなってきたために、近医皮膚科を受診されました。
「今は炎症が強いので手術は出来ない。
抗生物質を内服してもらって、とりあえず炎症が引くのを待ちましょう。」
と言われたんだそうです。
しかし、抗生物質を内服しても良くなるどころか、日に日に痛みが強くなって来た為に、色々と調べられ他県より当院ご受診されました。(本当にご苦労様でした。)
 ・粉瘤には抗生物質はほとんど効果が無い事
 ・炎症が強くとも手術は可能な事
 ・術後は湿潤療法で治療するので、一切消毒はしないこと。
 ・毎日、シャワー、入浴 OK 。
 ・創部は2週間ほどで治る事。
以上の説明をさせて頂き、ご本人ご納得の上、手術の予定を組ませて頂きました。

術前

術前

粉瘤(アテローム)摘出 術直後

術直後

術後1日

術後1日

粉瘤(アテローム)摘出 術後2日

術後2日

粉瘤(アテローム)摘出 術後5日

術後5日

粉瘤(アテローム)摘出 術後26日

術後26日

 本日は、学会出席のために休診とさせて頂いております。
ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承の程宜しくお願い致します。

関連記事

  1. 術前

    炎症の強い耳の粉瘤(アテローム)です。(くりぬき法)

  2. 術中(粉瘤被膜を摘出)

    頚部の粉瘤(アテローム)です。(くりぬき法)

  3. 術前2

    炎症性粉瘤(アテローム)腰(くりぬき法)

  4. 術中1

    粉瘤(アテローム)背部(くりぬき法)(術後3年半)

  5. 術前

    炎症が強い背部の粉瘤(アテローム)です。(くりぬき法)

  6. こめかみの粉瘤(アテローム)です。(くりぬき法)