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植皮が必要と言われた前腕の熱傷です。(湿潤療法)

初診時

 患者さんは、40代 女性 です。
大勢の友人と飲酒中に居眠りをしてしまい、気が付いたら熱傷していたそうです。
おそらくタバコだと思いますとの事でした。
地元で熱傷治療で有名な○○クリニックを受診されました。
処置は、消毒、ガーゼだったそうです。
黒色壊死した皮膚を「治りが良くない。切除しよう。」と言われ、
無麻酔で切除されたそうです。
それはそれはもの凄く痛かったそうです。
そして、その後も、無麻酔で数回切除されたそうです。
挙句の果てに、「植皮が必要になるでしょう」と言われたそうです。
そこで恐ろしくなり、受診する事を辞められたそうです。
その後、ご自分で色々と調べられ、当院受診されました。
まず、植皮をせずに必ず、2か月以内には治る事を説明致しました。
プラスモイストで治療致しました。
もちろん、毎日シャワー、入浴 OK です。
感染状態にはなりませんでしたので、抗生物質は処方しておりません。

初診時

初診時

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