患者さんは、40代 女性 です。
数年前より、背部に粉瘤(アテローム)があったそうです。
1週間前より腫れてきて痛くなってきたために、○○皮膚科を受診されました。
そこの医師から
「炎症が強いと何も処置が出来ないので、とりあえず抗生物質を内服しておいて下さい。」
と言われたんだそうです。
そこで、抗生物質を内服していたものの、痛みが改善するどころか、もっと痛くなってきたために
炎症が強くても手術をしてくれる医療機関を調べられ、当院を受診されました。
この様なパターンで当院を受診される粉瘤(アテローム)患者さんは、非常に多いです。
炎症性粉瘤に対し、抗生物質を内服しましても、ほとんど効果は御座いません。
当院では処方致しません。
そして、炎症が強くとも、全く問題無く手術する事が出来ます。
あまりにも痛みが強かったために、また、幸いにも(?)外来が空いておりましたので、当日手術致しました。
術後は、湿潤療法で治療致しますので、一度も消毒はしておりません。
術後、毎日 シャワー、入浴 OK です。
術後感染状態にはなりませんでしたので、抗生物質は処方しておりません。
実通院日数は、4日です。

術後5日












![Intraoperative Photo – Neck Epidermoid Cyst (Male, 30s)|Removing the Capsule via Punch Excision [Osaka] - 粉瘤(アテローム) | こおりたひろ整形形成外科クリニック - 痛みの少ない粉瘤治療で多数の実績|大阪| Intraoperative photo of a neck epidermoid cyst (male, 30s) showing capsule removal through a small punch opening using the Natsui-style method.](https://hiro-cl.com/wp-content/uploads/2025/10/epidermoid-cyst-neck-30s-male-during-surgery-capsule-excision-punch-excision-natsui-method-caption-400x400.jpg)

![Epidermoid Cyst (Cheek, Female 50s) – Preoperative Photo Showing the Cyst Before Surgery [Osaka] - 粉瘤(アテローム) | こおりたひろ整形形成外科クリニック - 痛みの少ない粉瘤治療で多数の実績|大阪| Preoperative photo showing an epidermoid cyst on the right cheek (female, 50s). A small subcutaneous lump is visible before punch excision and Natsui-style moist wound healing.](https://hiro-cl.com/wp-content/uploads/2025/10/epidermoid-cyst-cheek-50s-female-before-surgery-punch-excision-natsui-method-caption-400x400.jpg)






